2050 年のカーボンニュートラルの実現に向けて、産業・業務・家庭・運輸部門の需要サイドにおいて徹底した省エネルギーを進め、エネルギー消費を削減していくことが必要です。
 中部地域においても、カーボンニュートラルの実現に向け、規模を問わず多くの企業が省エネルギー対策を積極的に実践しており、省エネルギー対策の取組機運はより一層高まってきています。
 今回の省エネルギー推進シンポジウムでは、更なる省エネルギーの推進が期待される産業部門・運輸部門を対象に、省エネルギー対策の最新事例の紹介に加え、国の施策紹介、企業の省エネルギー対策を議論するパネルディスカッションを通じて、省エネルギー推進の最新動向とポイントを幅広く紹介します。御関心のある方は是非御参加ください。

プログラム

プログラム

●基調講演

カーボンニュートラルに向かう世界 求められる企業の対応

東京大学 未来ビジョン研究センター 教授 
高村 ゆかり氏
●行政機関からの産業部門・運輸部門における制度説明及び施策紹介

中部経済産業局・中部運輸局より、産業部門・運輸部門における省エネ政策の動向を紹介します。

●様々な業種で展開される省エネルギー対策の最新事例

 社内の部門間の連携によるエネルギーの見える化や社員全員による省エネルギー対策の取組により省エネルギー効果を挙げられた企業、エコドライブやモーダルシフトに取り組む企業など、企業3社より先進的な省エネルギー対策とその効果、高い省エネルギー効果を創出するための取組推進のポイント等を紹介します。

トヨタ自動車株式会社 プラント・環境技術部 生産環境室 CN推進G
池谷 賢一氏
中部産商株式会社 代表取締役社長
井上 幸次氏
西濃運輸株式会社 執行役員 運行部部長
糀矢 亮氏
●パネルディスカッション「2050年カーボンニュートラルの実現を見据えた企業の省エネルギー対策とは」

 カーボンニュートラルの実現に向けて、産業部門・運輸部門における今後取り組むべき省エネルギー対策、部門間で連携して取り組むべき対策等を議論し、企業における省エネルギー対策の方向性を参加者の皆様と考えます。

コーディネーター
東京大学 未来ビジョン研究センター 教授
高村 ゆかり氏
パネリスト
トヨタ自動車株式会社 プラント・環境技術部 生産環境室 室長
河浪 順矢氏
中部産商株式会社 代表取締役社長
井上 幸次氏
西濃運輸株式会社 執行役員 運行部部長
糀矢 亮氏

省エネルギー推進シンポジウム
2050年カーボンニュートラルへの道

産業部門・運輸部門における省エネルギー推進の最新動向とポイント

令和4年11月1日(火)
14:00 ~ 17:00
■TKPガーデンシティPREMIUM名駅西口 3Fカペラ 名古屋駅より徒歩5分(定員100名)
■オンライン開催はMirosoft Teams使用
(開催前に配信アドレスを参加者へ送付します)

お申し込み方法 (締切 10月28日 (金)まで)

お申込みは締切ました。

【講演者プロフィール、取組内容等】

東京大学 未来ビジョン研究センター 教授
高村 ゆかり氏

 京都大学法学部卒業、一橋大学大学院法学研究科博士課程単位修得退学後、龍谷大学教授、名古屋大学大学院教授、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)などを経て、2019年より現職。主な研究テーマは国際環境条約に関する法的問題、気候変動とエネルギーに関する法政策など。
 現在、中央環境審議会会長、東京都環境審議会会長、再生可能エネルギー買取制度調達価格等算定委員会委員長、金融審議会ディスクロージャーワーキング・グループ委員、財務会計基準機構サステナビリティ基準委員会(SSBJ)委員、アジア開発銀行の気候変動と持続可能な発展に関する諮問グループ委員なども務める。

トヨタ自動車株式会社 プラント・環境技術部 生産環境室 CN推進G
池谷 賢一氏(事例紹介)
トヨタ自動車株式会社 プラント・環境技術部 生産環境室 室長
河浪 順矢氏(パネルディスカッション)

 本社は愛知県豊田市。グローバルに展開する国内最大手の自動車メーカー。高岡工場において、年65,000kLのエネルギー(うち40%は塗装ラインの蒸気)を使用する中、生産技術部門、製造部門、原動力部門の三位一体でのアプローチや全体を俯瞰したロスの見える化、エネルギー使用の原点に立ち返ったエクセルギー視点での改善等を行うことで、年間で4,464 kLの省エネと12,000tのCO2 削減を実現。他工場の6つの塗装ラインにも活動を広げ、企業全体で18,000kLの省エネと66,000tのCO2削減につなげた取組により、2021年度「省エネ大賞」省エネ事例部門の経済産業大臣賞(産業分野)を受賞している。

中部産商株式会社 代表取締役社長
井上 幸次氏

 本社は三重県四日市市。鋳造用耐火物の製造ならびに販売、鋳造用副資材の販売、個体・液体・気体燃料及び器具の販売を展開。関連会社のイノウエ株式会社において、セラミックス製品の焼成工程について、バッチ炉導入を機に、製品群ごとの最適燃焼条件を見出す活動により、製品のさらなる品質向上とエネルギー原単位削減の両立を実現。炉を中心とした徹底した省エネや品質向上の実践、社員全員が参加する勉強会の開催など、全社で技術・管理面から活動を展開することで、ガス燃料の34.0%減、エネルギー原単位で28.2%減を達成し、2021年度「省エネ大賞」省エネ事例部門の資源エネルギー長官賞を受賞している。

西濃運輸株式会社 執行役員 運行部部長
糀矢 亮氏

 本社は岐阜県大垣市。カンガルー特急便を中心とした商業物流サービス事業を展開。
集配車並びに大型車のハイブリッド車採用、大型車両へのエコタイヤ装着など環境にやさしい車の導入によるCO2 削減に加え、鉄道や船舶によ る輸送とトラック輸送を組み合わせたモーダルシフトの積極的な推進、積載効率の向上・ダブル連結車両の活用・共同運行の推進、アイドリングSTOPによる燃料節約など、同業他社も交えた輸送の効率化に加え、エコドライブを実践。CO2 排出量“ゼロ”に向けた新たな取組みとして、2023年1月よりFCEV(水素燃料電池)大型車両の実証実験に参画する。